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Report: 2005年に戻る / 四国特集

◎はじめに
瀬戸大橋

GW休暇を利用して念願の四国ペンギンツアーに行ってきました。四国には6箇所のペンギンスポットがあるようですが、3泊4日という時間的制約と金銭的な制約から5箇所を訪問することにしました。とはいえ、4県を走り回ることには変わりはなく、GWの渋滞も予想されることから現地ではあまりのんびりできないスケジュールとなりました。

自宅から最初の訪問先である愛媛県立とべ動物園までは昼食などの休憩や渋滞などの余裕を見て6時間を想定。ニュースによると渋滞は全くないようだったので、特にあせることもなく出発。
四国への上陸には『瀬戸大橋(瀬戸中央道)』を選択。走ったことのない『しまなみ海道』も魅力的でしたが、渋滞の可能性と金銭的なものから瀬戸大橋を渡るルートにしました。
ちゃんと瀬戸大橋の記念撮影もして四国上陸。道は全く混んでおらず、予定通り正午すぎにはとべ動物園に到着。まずは快調な滑り出しで一安心でした。

愛媛県立とべ動物園 2005/04/30

出会えるペンギン:キング、マカロニ、フンボルト

キングペンギンの足

四国ペンギンツアーの初日は愛媛県にあるとべ動物園です。松山自動車道の松山ICから国道33号線で移動したところにあります。
とべ動物園はホッキョクグマ『ピース』の人工飼育で有名で、丁度今回の旅行から帰った翌日にもNHKで「にんげんドキュメント・ピース5歳〜日本初ホッキョクグマ哺育物語〜」という番組が再放送されていました。
また、移動動物園も定期的に行われているようで、県内に住む人には非常になじみの深い動物園のようです。(愛媛に住む知人の姪っ子の動物園デビューもとべ動物園だったそうです)

さて、駐車場からゲートまでの道の途中にはいろんな動物の足跡がありました。もちろんペンギンも。右の写真はキングペンギンの足跡で、12cmくらいの大きさでした。(ちなみに写真に写っている人間の足は24.5cmです)
ときどきペンキで書かれているものは見かけますが、ここのように金属製のものははじめて見ました。

ペンギン達は入り口入ってすぐのウォーターストリートにいました。屋外展示場と、その奥の屋内展示場の二箇所に分かれて飼育されており、屋外展示場では約20羽のフンボルトペンギンが元気に動き回っていました。
この日はとってもいい天気だったこともあってか、プールの縁を2羽のフンボルトがずーっとお散歩していました。すぐそばまで歩いてきてくれるので、アップの写真も撮り放題でした(今年の暑中見舞いは決まりかな)。
お食事タイムでは多くのペンギンはお行儀良く餌を貰っていたのですが、一羽だけ飼育員さんに噛み付いているペンギンがいました。子供という感じではなかったので、単に機嫌が悪かったのか、甘えん坊なのか、どうなんでしょう。

広々とした屋外展示場 お散歩中のフンボルトも 身近で見られるフンボルト 餌やりタイム

屋内には3羽のマカロニペンギンと4羽のキングペンギンがいました。マカロニペンギンは巣(?)と思しき入れ物のあたりでじっとしていることがほとんどでした。もしかしたら卵があったのかもしれません。キングは泳いだりもしていましたが、屋外にいるフンボルトに比べるとおとなしくのんびりくつろいでいるといった感じでした。

なお、キングペンギンは11月から4月の間は屋外に移動するそうで、移動の様子もみれるようです。広いプールで泳ぐ姿も見てみたかったです。ただ、屋外に行くと水中の様子は見れないので水中の様子を見たい方は屋内の方がいいかもしれません。

じっとしているマカロニ マイペースなキング 

この日、ペンギンのイベントは餌やりだけでしたが、他の動物のイベントは数多くありました。ホームページにはいろんな情報が掲載されているので当然ながら行く前には要チェックです。
スタンプラリーもやっているので、入り口でスタンプ帳(100円)を購入して行くと楽しさも倍増です。また、この日はスタンプラリーとは別にお手製のスタンプもおかれていました。園長さんのスタンプ、TVで拝見したお顔にそっくりでした。
園内ではいたるところに『ZOO NEWS』というポスターが貼られており、動物たちの最新ニュースを知ることができました。フンボルトペンギンのところにはヒナのニュースがでていました。

園長さん ZOO NEWS ずっとこの姿勢でした

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◎桂浜水族館 2005/05/01

出会えるペンギン:フンボルト

荒れる海(桂浜)

桂浜水族館は坂本龍馬像で有名な桂浜にある水族館です。
当初は3日目の午前中に行く予定だったのですが、この日は警報が出るほどの大雨で屋外中心の動物園の訪問は無理ということで急遽ここを訪問することになりました。

比較的小さな水族館なのですが、イルカとアシカのショーもあり、大雨にも関わらず多くの人が屋内外の施設を楽しんでいました。以前は非常に珍しいクジラのショーもあったそうですが、残念ながらクジラは亡くなってしまい、屋内展示場の2階でその骨格標本が展示されていました。
また、ここの水族館でも県内の小学校などにペンギンを連れて行く移動動物園を行っているそうで、その際に子供たちが書いたペンギンの絵がたくさん飾られていました。展示物につけられているPOPも飼育員さんの手書きのようで、イラストや切り絵などがふんだんに使われており非常に暖かい感じがしました。オリジナルのポストカードも売られています。

ペンギンは屋外にいました。フンボルトばかりとはいうものの、30羽もいるとなかなか圧巻です。以前はキングやイワトビもいたそうで、プールの横にある部屋はその名残のようです。今ではガラスの一部も取り外されていて非常に近くでペンギンを見ることができます。
非常に近くで見れるのですが、調子に乗って手を出したりしたら手を噛まれて『げにまっこといたいっちゃ』(本当に本当に痛い!という意味らしい)ってことになるそうなのでくれぐれもご注意を。

 

ここのペンギンたちにはすべて名前が付いていて、フリッパーには名札がつけられていました。一応、呼びかけてみましたが、やはりふりむいてはくれませんでした…。
一番元気だったのは屋外にいた『ぷんぷん』でした。まだ若いペンギンのようで、プールの周りのあっちこっち歩き回っていました。あまりに元気すぎて写真はぶれぶればかりになってしまいましたが。

 楓ちゃん メイちゃん

雨が降っていなければのんびり観察できて非常にいい場所なのですが、この日の雨は尋常ではなかったのでのんびりすることもできず、また写真もあまり撮れず早々に退散する羽目になってしまいました。
傘じゃなくて合羽を持って行っていれば良かったのです。失敗失敗。

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高知県立のいち動物公園 2005/05/02

出会えるペンギン:キング、マゼラン

風力発電

のいち動物公園は動物園ではなく動物公園というだけあって、広大な敷地の中に公園(主にお弁当広場?)と動物園が併設されているような場所でした。
この日はGWとはいえ平日だったため、小学生と高校生がそれぞれ遠足に来ていました。近くに風力発電所があったり、駐車場に大きなソーラーパネルがあったりするので、高知県の典型的な遠足コースなのかもしれません。

ここでは動物サポータ制度というものがあり、そのサポータの方が作成された動物の説明パネルが各動物の檻の横に掲示されていました。サポータになると感謝祭というものに招待してもらえるそうです。また、NZVというボランティア活動もあるそうです。私たちは会えませんでしたが、園内をガイドしたりしてくださるボランティアさんだそうです。
こういう制度を通じて動物や自然環境に親しみを深めていけるといいですね。

さて、我々は開門と同時に入園し、順路に従って園内を散策。すぐ後ろを女子高生の集団が歩いていて、レッサーパンダなどのかわいい動物を見る度に動物の声かと思うような甲高い声を上げていました(笑)。
園内は本当に広く、5月とは言え非常に気温が高かったのでちょっと大変でしたが、元気な動物たちの姿に励まされながら(?)園内を歩きました。

ペンギンはこども動物園のエリアにある屋外展示場と屋内展示場にいました。
マゼランは屋外展示場にいましたが、奥のほうにある巣穴近くにじっとしていることが多くて残念でした。時期的にはヒナが誕生するころなのでもしかしたらヒナがいたのかもしれません。屋外展示場には水中の動きを見れるように一段下がった観察スペースもあり、小学生に大人気でした。

屋外展示場 日向ぼっこ中 巣穴の中のマゼラン

キングは屋内展示場に2羽いました。どちらも非常に見えにくいところにじっとしていたため、あまりじっくり観察することができませんでした。(なにしろ小学生が多かったので…)
餌の時間に行けばもっと活発に動き回るペンギンたちに会えたのかもしれません。餌はアジをあげるそうです。

動かないキング ペンギンの背比べ

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◎屋島山上水族館 2005/05/02

出会えるペンギン:イワトビ、フンボルト

立たされるアシカ

3日目は一日で2箇所を訪問する強行スケジュール。途中さぬきうどんで腹ごしらえをして屋島山上水族館へ。

屋島山上水族館は、瀬戸内海を一望できる標高300Mの位置にある水族館です。源平の古戦場が近くにあったりするで、水族館の周りはあちこちに源平の絵が描かれていました。ちょっと鄙びた観光地という感じなのですが、大河ドラマ効果なのか非常に多くの観光客が訪れていました。
屋島山上水族館は比較的小さな水族館なのですが、非常に芸達者なアシカのショーや、屋外のプールでのイルカショー、ドイツからやってきたアメリカマナティーなどを見ることが出来ます。

ペンギンはアシカショーのプールから屋内に入ったすぎ左手にありましたが、ペンギンレーダーを発動していないとわからないかもしれません。
イワトビとフンボルトが数羽ずついましたが、観察スペースがあまり広くなく、またガラスが非常に曇っていたのであまりじっくりと見ることは出来ませんでした。イワトビは奥のほうでじーっとしていました。フンボルトは非常に元気に泳ぎ回っていました。

 

餌やりは16:30頃のようですが、午前中にのいちを歩き回ったのが効いたのかバテバテだったので早々に宿に引き上げました。

2006年12月にリニューアルオープンしたようですが、どうもペンギンはいなくなってしまったようです。ペンギンがいた水槽にはピラルクが入ったそうです。どうなっているのか気になります。(2007/01/04 追記)

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◎とくしま動物園 2005/05/03

出会えるペンギン:フンボルト

最終日は高松自動車道から国道55号線を経てとくしま動物園へ。
持っていたガイドブックの地図に従って徳島市内を探すもなかなか見つからず。気が付けば徳島市を出て隣の町の山中に行ったりでかなりのロス。勇気ある撤退をし、別の地図を使ってなんとか目的地に着くもののも、駐車場は既にいっぱいのようで路駐だらけ。ここは動物園の他に植物園とファミリーランドが併設されていることもありものすごい人出でした。
当初は有料の駐車場に停めることを想定していたのですが、誘導されたのは動物園の西口近くのただの原っぱ。ここは無料で停めることが出来ました。

とくしま動物園は徳島市中心部から少し離れており、山の中にあるといった感じでした。徳島市立の動物園らしく入場料は500円と安めながら、敷地はとても広く、様々な動物が飼育されていました。

ペンギンは遊園地に近い西口のそばのこども動物園エリアにいました。フンボルトばかりですが17羽いるようです。大きく2ブロックに分かれており、左側がプール&コンクリートの陸地、右側の少し下がったところが土の陸地といった感じで、その間はスロープで繋がっていました。プールの方はガラス越しにペンギンの泳ぐ姿を見ることができます。
また、ペンギンの行進を練習中だそうで、近いうちにはペンギン舎を飛び出して行進する姿が見れそうです。

泳ぐフンボルト スロープを下って移動中 一番アピールしていたフンボルト君

ところで、この日は5月3日の祝日。とくしま動物園では祝日に限り『ぺんぎんのお話し会』というイベントが園内の動物園センターで行われています。
このイベントでは、スライドやビデオ(NHKの「世界・びっくりペンギン物語」だと思います)を使ってクイズなどを交えながらフンボルトペンギンの生態について勉強することができるだけでなく、イベントの最後には2羽のペンギンが登場し、実際に触れることができます。
登場したペンギンは人工飼育されたそうで非常におとなしいという話でしたが、この動物園のペンギンで唯一名前のついている「ペン吉君」は機嫌が悪かったのか鳴きまくりでした。それでも、頭・首筋・背中・フリッパーを触らせてくれました。今までも背中などは触ったことがあったのですが、頭は始めてて非常にやわらかくて驚きました。
イベントの後はトラックに載せられてペンギン舎へと帰って行きました。このあと餌やりをしながら、ペンギンについて解説してもらえる『ペンギンの解説』というイベントがあるので、ペンギンも飼育員さんも大忙しです。

ペンギンのお話し会 ペンギンタッチ(ペン吉君) トラックでペンギン舎へ帰宅

また、寒帯エリアと温帯エリアの間にあるZOOギャラリーではペンギン写真展が開催されており、ペンギン会議の上田さんと太田さんが提供された数多くの写真が掲載されていました。

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◎まとめ
明石海峡大橋

3泊4日の四国ペンギンツアー、非常に充実した4日間でした。途中、大雨洪水警報が出るほどの大雨に遭遇して、スケジュールを変更せざるを得ない状況になったりもしましたが、結果的に予定したすべてのペンギンスポットを訪問することができ満足満足です。
GW中だったのでどこも多くの人で賑わっていましたが、四国の施設は比較的ゆったりしたとこが多く、全般的にゆっくりと見ることが出来ました。(ただ、ペンギンはやはり人気者なので他の動物よりは混んでいましたが)また、最近の動物園ブームの影響か、どこも展示の仕方に独自の工夫をされていて、それぞれの動物の特徴を生かした展示が見れたり、飼育員さんや地域のサポータの方々の動物への愛情が伝わってきました。

今回撮影した写真で、ペンギン以外にも結構お気に入りの写真を撮ることができたので、何かの機会にそういった写真も公開していければと思っていますのでお楽しみに。

なお、四国で観光するなら四国パスポートの入手がお勧め。今回訪問した各施設をはじめ多くの観光スポットの割引券がついています。入手は空港やJRの駅、観光案内所で。

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